ひだまり保育園 大分市 hidamarihoikuen ooitasi

ひだまり保育園はたくさんの遊びを通じて、人を想いやる心、最後までやりぬく力、丈夫な体作りを培い、生きる力(自立)を身につける保育を目的としています。ひだまり保育園TEL.097-522-2224 〒870-0116 大分市常行427-2

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〒 870-0116 大分市常行427番地の2

大運動会

大運動会

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先日の運動会の私の感想です。
子どもたちは延期になったことで、まる2か月運動会の練習をする事になりました。大人なら延期で半月も延びたら、緊張の糸も緩む所ですが、子どもはすごいですね。練習を毎日楽しんでいる。そして日々進化している!!
まずは、さくら・ちゅうりっぷ組さん。
実は一番リハーサルの回数が少なかったのがさくら・ちゅうりっぷ組さん。小さいから、もちろん本番で泣く子もいましたね。しかし、本番にたどり着くまでの練習は苦手な事に向かっていく、子どもたちの心の葛藤が見え隠れしていましたよ。子どもから見たら、ただ歩くだけの入場行進。毎日のダンスの練習。でも、しかし!!楽しそうに歩く。ニコニコ踊る!!もちろん練習なので、並んでいない時は並ぶように言われるし、その他の注意も沢山。その中で、遊びたい気持ちを押さえて踊り、歩き、走る。こんなに小さいのに。まだ生まれて来てからそんなに時間がたっていないのに。毎日練習を頑張ってきました。今日の本番では、泣いてしまった子もいましたが、今日の姿が練習の結果ではありません。今日の練習の成果は来年、いやいや10年、20年後に現れる子の子たちの未来を、写している鏡のように見えました。努力は裏切らない。もっともっと強くなって、来年まだまだ大きくなった姿を見たいなぁ~。
続きまして、よつば組さん。
ひまわり組さんと、さくら組さんとの真ん中にある年齢。今が赤ちゃんと、お兄ちゃん・お姉ちゃんとの真ん中の年齢にあるこの子たち。
泣く子がいたり、不安そうな子がいたり、靴が脱げて泣いたり、かけっこで勝って喜んだり、勝っても喜ばなかったり。たくさん頑張った練習とは裏腹に結果が出なくて泣く子。お家の人が近くにいて、淋しくて泣いたり・・・。とても辛口ではありますが、途中であきらめてしまう事や、淋しくて泣いてしまう事が多く見られるのがこのよつば組さんの年齢。しかし、よく見てみると、ひまわり組さんはどうでしょう?こけてもすぐに立ち上がって走りだす。靴が脱げても裸足で走る。ダンスを失敗をしても最後まで立派に踊りきる・・・。今のひまわり組さんも、よつば組さんの時はそうでした。そうした経験があったからこそ、大きくなれる。大きく飛ぶためには、その前に大きくしゃがんで力をためる。しゃがまないと高く大きくジャンプができませんね。今はそんな時期なんです。大泣きをしていた子が、えいじ先生の一言で泣き止んだり、笑顔で踊れたりする場面を見ました。この本番でも、誰も気づかない所で子どもたちは大きな成長を見せてくれいましたよ。来年に向けて今は力をためる時。不安そうな顔になっていた子も、来年は笑顔になっていますよ。
続きまして年中さん。
今年からひまわり組さんの仲間入り。去年までは少し頼りなかった子たちも、年中組さんになってから半年が過ぎ、半分年長組さんらしくなってきました。運動会の練習も始めからトップギアの子どもたち!!よつば組さんの時から、ひまわり組さんに大きな憧れを持っていたんでしょうね。張り切りって練習を楽しんでいる子もいましたが、中には始めは練習についていけない子もいました。しかしそれは、練習が始まってすぐのでの事。時間が過ぎ、気付けば「練習するよ~」の一言で「やった~」という子がどんどん増えてきました。特にダンスは、難しく何度練習をしても思うように動けなかったりしました。しかし、本番を見て私が嬉しかったことがありました。練習の時は自分の場所が分からず、自分の場所を間違えていた子が、この本番では自分の前の子、後ろの子を見て、前に行き過ぎていることに気付き後ろに下がった子。ダンスでは「ひ・だ・ま・り」のポンポンの文字が練習ではうまくいかなかったのに、本番は今まで見た子ことの無いきれいな文字を描くことが出来たり、去年泣いていた子が泣かなかったり・・・。小さな事のように見えても、私たちにしか分からない大きな事が見られる運動会でした。努力は実る!!そして楽しむことは良いことだ!!!来年の年長さんはこの子たちに任せて間違えない。そんな気持ちにさせてくれる運動会でした。
そして最後は年長さん。
最後の運動会だったね。ひだまり保育園みんなが君たちに憧れてたよ。いつもクラスの先頭に立っていてくれてありがとう!!と、心から思える運動会でした。見えないけれど、大きなプレッシャーがあった2ヶ月でした。覚える事も多かったし、始めの言葉・終りの言葉は一人で言うし、私が小さい頃と比べても、比べ物にならない立派な子どもたちでした。しかし、そのプッレッシャーさえも楽しむことが出来る今年の年長さん。クラスの一致団結は先生の力ではなく、この子たちが作った物なんだな~と思います。私の感想を初めから読み直してみると分かり通り、この子たちも小さいころは、本番で泣いたり、お家の人が近くにいなくて泣いたり、練習をしてくれなかったりと・・・。あの時から思うと、今のこの姿は想像もつかないものです。大人が思っているよりも何倍も子どもたちは成長の階段を登るスピードは速いですね。あのスーパーダンスが成功をしたのも、運動会の全てが大成功したのも、全部この子たちがいたからです。そして、みんなと過ごせるのもあと少し。やっぱり先生は淋しいよ。だから最後の生活発表会。練習は大変だけれど、もう一つ最後にみんなと一緒に頑張りたい!!!!

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